週明け4日午前の東京株式市場は
世界的な景気減速に対する警戒感から
輸出関連株を中心に売り注文が広がり全面安の状況に陥った
東証株価指数(TOPIX)がバブル崩壊後の安値を更新し
日経平均株価も今年最安値を下回った
欧州の債務不安に端を発した株安は
歯止めがかからない状態となっている
まさかソニー株が1000円割れるとは信じられません
そしてTOPIXもバブル後最安値の692ポイントを付けました
今年の1月から上がった株価は
2月14日の日銀の金融緩和から上げ足を強め
バブル期にあった1987年以来の11週連続陽線を付けた後に
3月後半に中国景気の悪化とバブル崩壊 懸念が台頭してきました
投資家心理が気迷いになってきた矢先の
ギリシャ選挙で緊縮財政に国民からNOを突きつけられ
ギリシャのユーロ離脱で世界景気が混乱状態になるとの懸念から
一気に欧州危機が再燃しました
このブログでも
株は3月末で一変するときがあるので注意しましょうって書きましたが
ここまで激しく情勢が変わるとは思いもしませんでした
3月末のTOPIXが850ポイント前後で推移していたことを考えると
今日のバブル後最安値の692ポイントは歴史的な下げを演じたことになります
1月後半からの爆上げも歴史的でしたが
3月末からの爆下げも歴史的です
相場に携わっていた人は歴史的な事実を目の当たりにしてしまいましたね
これからですが
相場は時として上にも下にも行き過ぎてしまいます
持っている人は 銘柄しだいでホールドか売りかを判断しましょう
買いたい人はこの辺から買い下がるつもりなら
大丈夫だと思いますよ
したらねー