今年の証券界の最大のイベント
フェイスブックがナスダックに上場しましたが
株価下落に歯止めがかからず
上場時の売り出し価格(38ドル)を18%超も下回り
上場3日目は31ドルちょうどで終わりました
終値から算出した時価総額も約848億ドル(約6兆7870億円)となり
上場した18日時点の1046億ドルと比べ
約200億ドル(約1兆6000億円)消失したことになります
米メディアによると、2007年以降
米国で10億ドル以上を調達した大型上場の
最初の3日間の取引では最大の下落率になりました
またロイター通信は22日米証券取引委員会(SEC)が
上場前の情報開示の公正さに関し
調査を始めると報じた。
同社の主幹事を務めた米金融大手モルガン・スタンレーなどが
上場直前にフェイスブックの業績見通しを下方修正し
一部の投資家だけに伝えたという
同社の上場を巡る混乱が拡大しており
株価の伸び悩む状況が長引く恐れも強まっている
(2012年5月23日09時28分 読売新聞)
自分はここ最近の株価の下落の理由のひとつにフェイスブックの
上場による資金調達があると思っていました
8兆円を超える大型上場なので換金売りが出ました
換金売りして買ったフェイスブック株が
公募価格より18パーセントも下回ったのは
今後のアメリカ株市場に影響を与えるのは必至です
それとフェイスブック株の業績についてのインサイダー疑惑があがれば
さらに不透明感が増します
フェイスブック株の上場
アメリカの証券界にとって重荷にならなければいいのですが・・・・・・
したらねー