そうこうして金型が出来上がってくるんですが
素材が確定して無いのに金型を作るという
素人ならではの過ちを犯してしまいます
おじさんも素材の事は詳しくなくて 簡単に出来ると思っていたらしく
一番苦労したのが素材の選定でした
フライトとシャフトが一体だからこその生みの苦しみがありました
衝撃テストで いろんな素材を試したのですが
ほとんどの素材が落下時やグルーピング時の衝撃に耐えられず
よくもって2週間から3週間でした
商品化するなら2ヶ月は使えるようなものを作りたいってのが
自分の気持ちでしたがそのような素材が無くて
ありとあらゆる素材で作ってもらいました
素材テスト期間が1年以上 商社の弊社担当者が
これが駄目なら2ヶ月持つような素材はありませんって持ってきたのが
現在の素材でしたが 「こんな柔らかい素材無理でしょ」って試投もせず
一旦はCONDORの商品化を断念しました
その時の担当者の悲しそうな顔が印象的でした
続く~