先週からの株式市場は中国の景気の低迷や
アメリカの非製造業総合景況感指数の低下 ヨーロッパの失業率の悪化で
円高 株安が進んでいました
自分もキャッシュポジションを増やそうかと迷った矢先でしたが
今日の日銀金融政策決定会合は斬新でした
黒田総裁は市場の事を良く分かっていると思います
too little too late で政府に促されて
いや いや 金融緩和をしてきたのが今までの日銀でした
しかし黒田日銀総裁は市場のサプライズを与える事の意味を分かっています
今日はFRBのバーナンキやECBのドラギにも負けず劣らずのメッセージでした
今日 どのように市場にサプライズを与えたかと言うと
マネタリーベースと長期国債・上場投資信託(ETF)の保有額を
2年間で2倍に拡大するとともに
長期国債買い入れの平均残存期間を2倍以上に延長
金融市場調節の操作目標をマネタリーベースに変更し
年間60─70兆円に相当するペースで増加させる
2013年末のマネタリーベースは200兆円
14年末は270兆円となる見通し
また、株価指数連動型上場投資信託(ETF)
不動産投資信託(J-REIT)はそれぞれ年間1兆円
同約300億円に相当するペースで増加させると言うもの
自分が一番驚いたのは日銀の決定会合は多数決で物事を決めるのですが
この画期的すぎる決定が 全員賛成で決まったのが驚きでした
要するに日銀幹部全員が同じ方向を向いていると言う事です
今回の日銀の政策決定会合 詳しい仕組みは自分も分かりませんが
簡単に言えばお金をバンバン刷り 刷ったお金で長期の国債を買います
他にもETFやJ-REITを買いますと言うもの
ちょっと怖い気もしますが ここまでデフレが進んだ日本経済には
このくらいの注射を打たないといけないような気がします
これにより自分の直感では
日経平均株価がアメリカのNYダウを追い抜きます
現在の日経平均株価12634円 昨日のNYダウ14550ドル
いつ幾らで追い抜くかは分かりませんが今年中に追い抜くと思います
したらねー