ユーロ圏の一斉格下げが報じられた
13日夕から夜にかけ 圏内の2大経済国である
ドイツとフランスの財務相は相次いで火消しに動いた
「これは破滅ではない。格下げ後もなお高格付けだ」
(バロワン仏財務相)
「格付け会社の判断を過大評価すべきではない」
(ショイブレ独財務相)
市場に冷静な対応を呼びかけたのは
今回の格下げに対し
両国が危機感を強めているからだ
ユーロ圏の緊急支援制度「欧州金融安定基金(EFSF)」は
ドイツやオランダなど最上級の「トリプルA」格を持つ
計6か国の信用を裏付けとしており
支援能力が大幅に低下しかねない
現在の実質的な支援能力4400億ユーロ(約43兆円)は
6か国のEFSFへの政府保証にほぼ相当し
フランスとオーストリアが脱落したことで
支援能力は2700億ユーロ程度に減る恐れがある
新興国から資金を集めるなどして
EFSFの支援能力を1兆ユーロに高める計画についても
一斉格下げを受けて資金が集まりにくくなりそうだ
相変わらずごたごたしているユーロ圏
次から次にユーロ危機の波がおしよせ
格付け機関が断続的に格下げする様は
深刻さが増しているのでしょう
ユーロ圏の失業率が10パーセント前後
この高い失業率が不況にあえいでいるユーロ圏を物語っています
なのに欧米各国の株価は思いのほか堅調です
何故でしょう
ユーロ安 ドル安が最大の理由ですが
株価と失業率って逆相関関係になっているのも事実です
リストラ=企業業績のアップ
企業業績のアップ=株価上昇という構図になります
しかしこれは一時的なもので
リストラ=将来の不安=消費の低迷=企業業績の悪化
要するに今の株価の堅調さは一時的な可能性があります
ますます混迷する世界経済
巻き込まれるのは御免ですが
いつ巻き込まれてもいいように
もっとシビアに 厳しく 経営に当たらなくてはいけない・・・・・・
しかし 日本はアジアのど真ん中
今後も高成長が続くアジアと言うビックエンジンがあるのも
忘れてはいけない
シビアに大胆に・・・・・・
したらねー