一発のパンチですべてが変わるボクシング。選手、関係者が「あの選手の、あの試合の、あの一撃」をセレクトし、語ります。WBA世界ミドル級王者村田諒太(34=帝拳)が影響を受けた一撃は「トリニダードの左フック」。00年のWBA世界スーパーウエルター級王者フェリックス・トリニダード(プエルトリコ)-IBF同級王者フェルナンド・バルガス(米国)は全勝同士の注目の王者対決となった。「倒し、倒され」の死闘の幕開けとなった一撃を、村田が語った。(取材・構成=奥山将志)
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バルガスへの左フック凄かったですが
トリニダードの全盛期はどのKOパンチも凄かった
自分がトリニダードのファンとなった試合は56戦全勝(50KO)のヨリボーイカンパスとの試合
対するトリニダードも24戦全勝(20KO)対決
トリニダードも次世代のスター候補でしたが
ここでヨリボーイカンパスとやるかって感じでした
一般的な予想はカンパス有利でした
事実2Rにカンパスの芸術的な左フックでダウンを奪われます
負けちゃうのトリニダードって思いましたが
それから凄い反撃が始まります