大王製紙 井川前会長の謝罪文
この度は、世間の皆さまを大変お騒がせし
心からおわび申し上げる
私が大王製紙の関連会社から
延べ100億円余りの融資を受け
これを全ての私の個人的用途に使ったことは事実だ
また借入金のほとんどをカジノでのギャンブルに使ったことも事実だ
きっかけは、私が株の先物取引、
外国為替証拠金取引(FX)で多大な損失を出した後に
訪れたカジノでもうけ
当初、大きな利益を得ることもあり
その深みにはまったものだが
全ては私の不徳の致すところで深く反省している
借り入れは全て私一人が行ったものであり
融資をしてくれた関連会社の担当役員らは
単に私の要請に応じてくれたにすぎず
私一人に責任があると考えている
借入金の残金については
私が保有する関連会社の株及び現金により
返済する旨を通知しているが
種々の問題により具体的返済に至っていないのが実情だ
今年3月に借り入れについて父から叱責を受けたにもかかわらず
その後も借り入れを続けた私の問題であり
4月以降の借り入れについては
9月まで父も弟も知らなかったもので
責任は全て私にある
おおよそ謝罪文とは思えない内容
オリンパス同様
日本の上場企業の企業統治(コーポレート・ガバナンス)の
根幹を揺るがす問題に発展し
海外投資家から日本株売りが加速した経緯があるのにもかかわらず
とても謝罪文とは思えないような謝罪文です
こんな人にはしっかり責任を取ってもらい
塀の中でじっくり反省してもらいましょう
したらねー